ケン・デンタリックス株式会社の紹介
ケン・デンタリックス株式会社の紹介
ケン・デンタリックス株式会社は東京都文京区に位置し、1980年の開業以降40年以上にわたって歯科補綴物を提供してきた歴史のある歯科技工所です。
現在は約55名の歯科技工士が在籍しており、その中でも約15名の技工士がCAD/CAMミリングを担当しています。デザイン・スキャン・ネスティングで完全に分業して制作することで効率化を図り高い生産性を実現しています。
その経験豊富なスタッフと高度なデジタル技術により製作される歯科補綴物は高い精度を誇り、多くの歯科クリニックにおいて高い評価を獲得しています。
また、ケン・デンタリックス株式会社はスキャナー、3Dプリンター、ミリングマシンを含む幅広いデジタル機器を導入しており、DGSHAPEのミリングマシンDWXシリーズもご利用いただいています。
同社は、DGSHAPE InsightsがまだDWINDEX2であった頃から、機体の稼働管理に取り組み、現在ではDGSHAPE Insightsを積極的に活用しながら驚異的な高稼働率を実現しています。
ケン・デンタリックス株式会社は東京都文京区に位置し、1980年の開業以降40年以上にわたって歯科補綴物を提供してきた歴史のある歯科技工所です。
現在は約55名の歯科技工士が在籍しており、その中でも約15名の技工士がCAD/CAMミリングを担当しています。デザイン・スキャン・ネスティングで完全に分業して制作することで効率化を図り高い生産性を実現しています。
その経験豊富なスタッフと高度なデジタル技術により製作される歯科補綴物は高い精度を誇り、多くの歯科クリニックにおいて高い評価を獲得しています。
また、ケン・デンタリックス株式会社はスキャナー、3Dプリンター、ミリングマシンを含む幅広いデジタル機器を導入しており、DGSHAPEのミリングマシンDWXシリーズもご利用いただいています。
同社は、DGSHAPE InsightsがまだDWINDEX2であった頃から、機体の稼働管理に取り組み、現在ではDGSHAPE Insightsを積極的に活用しながら驚異的な高稼働率を実現しています。
ケン・デンタリックス株式会社が驚異的なDWX利用率を達成した理由
ケン・デンタリックス株式会社が驚異的なDWX利用率を達成した理由
ラボの効率化施策についてですが、ミリングマシンの稼働率向上を考える前にその準備段階がありました。ミリングマシンがエラーを出した際に、ミリング作業の前後の工程のスタッフからフィードバックもらいながら修正をひたすら繰り返し、「なぜエラーが発生するのか」、「エラーの原因は何か」を検証する時期がありました。このプロセスを通じて、どのような切削条件だとがエラーを引き起こしやすいのか、機体やツールの状態が結果にどのように影響するのかを特定することができました。
この結果に基づき、エラー確率が低いと考えられる条件のデータは夜間に、エラー確率が高いと考えられるデータは技工士がラボにいる日中の時間帯に切削するというミリングマシンの使い分けを行いました。私たちが所有しているミリングマシンはディスクチェンジャータイプのものなので、このような使い分けができるようになったことはミリングマシンのポテンシャルを活かすという視点では非常に重要なことでした。
また、「チッピング」のような現象はほとんどの場合ミリングバーの使用時間が原因だと分かったので、ミリングバーの寿命値を少し厳しめに設定して品質が安定するようにしました。
ラボの効率化施策についてですが、ミリングマシンの稼働率向上を考える前にその準備段階がありました。ミリングマシンがエラーを出した際に、ミリング作業の前後の工程のスタッフからフィードバックもらいながら修正をひたすら繰り返し、「なぜエラーが発生するのか」、「エラーの原因は何か」を検証する時期がありました。このプロセスを通じて、どのような切削条件だとがエラーを引き起こしやすいのか、機体やツールの状態が結果にどのように影響するのかを特定することができました。
この結果に基づき、エラー確率が低いと考えられる条件のデータは夜間に、エラー確率が高いと考えられるデータは技工士がラボにいる日中の時間帯に切削するというミリングマシンの使い分けを行いました。私たちが所有しているミリングマシンはディスクチェンジャータイプのものなので、このような使い分けができるようになったことはミリングマシンのポテンシャルを活かすという視点では非常に重要なことでした。
また、「チッピング」のような現象はほとんどの場合ミリングバーの使用時間が原因だと分かったので、ミリングバーの寿命値を少し厳しめに設定して品質が安定するようにしました。
ラボの効率化施策を進めてきた背景について教えてください
ラボの効率化施策を進めてきた背景について教えてください
一番の理由は、受注量の増加です。ありがたいことに、クリニック間の紹介で私たちへの依頼件数は日々増加しています。また、IOSの普及で歯科市場全体のデジタル化が進み、流通するデータ量が増えているため、精度の高い歯科補綴物をタイムリーに提供するにはラボのワークフローを効率化して生産性を上げることは必要不可欠なことでした。
一番の理由は、受注量の増加です。ありがたいことに、クリニック間の紹介で私たちへの依頼件数は日々増加しています。また、IOSの普及で歯科市場全体のデジタル化が進み、流通するデータ量が増えているため、精度の高い歯科補綴物をタイムリーに提供するにはラボのワークフローを効率化して生産性を上げることは必要不可欠なことでした。
ワークフロー改革の成功 : ミリングマシンは週7日稼働できる
ワークフロー改革の成功 : ミリングマシンは週7日稼働できる
また、増加する需要に対応するため、ラボの週6日稼働にも挑戦しました。シフト制を導入し、スタッフの週5日勤務という条件は変えずに、ラボの稼働を週6日に変えました。そのタイミングで新しいミリングマシンを追加したこともあり、今までなかなか活用できていなかった日曜日の時間を有効活用できるようになりました。これも、多くの技工士が私たちのラボに在籍してくれているおかげで実現することができたと思っています。
また、増加する需要に対応するため、ラボの週6日稼働にも挑戦しました。シフト制を導入し、スタッフの週5日勤務という条件は変えずに、ラボの稼働を週6日に変えました。そのタイミングで新しいミリングマシンを追加したこともあり、今までなかなか活用できていなかった日曜日の時間を有効活用できるようになりました。これも、多くの技工士が私たちのラボに在籍してくれているおかげで実現することができたと思っています。
ワークフローを効率化する上でDGSHAPE Insightsが役立った場面はありますか
ワークフローを効率化する上でDGSHAPE Insightsが役立った場面はありますか
最初に思いつくのは日々のオペレーションの効率化ですね。DGSHAPE Insightsを使えばスマートフォンからでもミリングマシンの状態を確認できるので、ラボに向かう途中でほんの少しでもチェックしておくことでラボに到着した後にどのように作業を進めていくかをイメージでき、スムーズに一日の業務を開始できます。
ダッシュボードをよく見るのですが、各機体に必要なメンテナンスがひとまとめに表示されているので、スケジュールを立てて必要なメンテナンスを実施するのに役立っています。また、各機体のステータスが色分けされているので、ミリングが終わったかどうかが瞬時にわかり、各機体の状況が一目でわかるのも便利ですね。
最初に思いつくのは日々のオペレーションの効率化ですね。DGSHAPE Insightsを使えばスマートフォンからでもミリングマシンの状態を確認できるので、ラボに向かう途中でほんの少しでもチェックしておくことでラボに到着した後にどのように作業を進めていくかをイメージでき、スムーズに一日の業務を開始できます。
ダッシュボードをよく見るのですが、各機体に必要なメンテナンスがひとまとめに表示されているので、スケジュールを立てて必要なメンテナンスを実施するのに役立っています。また、各機体のステータスが色分けされているので、ミリングが終わったかどうかが瞬時にわかり、各機体の状況が一目でわかるのも便利ですね。
現在、当社には5台のDWXシリーズが設置されています。複数台が同時に止まると1台目のメンテナンスをしている間は他のミリングマシンは稼働できない状態になって全体の稼働率が落ちてしまいます。少しでも有効活用するために、機械のダウンタイムが重ならないようにデータ入力のタイミングを管理しています。理想的なタイミングは、1台目の機械がメンテナンス作業を終えて新しいデータを入力した後、2台目がミリングを終えて停止するというものです。
DGSHAPE Insightを通じて、現在ミリングしているジョブの所要時間と進捗、待機中のジョブの推定所要時間を確認できるので、追加のデータを準備する際に参考にしています。
現在、当社には5台のDWXシリーズが設置されています。複数台が同時に止まると1台目のメンテナンスをしている間は他のミリングマシンは稼働できない状態になって全体の稼働率が落ちてしまいます。少しでも有効活用するために、機械のダウンタイムが重ならないようにデータ入力のタイミングを管理しています。理想的なタイミングは、1台目の機械がメンテナンス作業を終えて新しいデータを入力した後、2台目がミリングを終えて停止するというものです。
DGSHAPE Insightを通じて、現在ミリングしているジョブの所要時間と進捗、待機中のジョブの推定所要時間を確認できるので、追加のデータを準備する際に参考にしています。
DGSHAPE Insightsのデータを活用した意思決定
DGSHAPE Insightsのデータを活用した意思決定
Machine Historyのページで確認できる技工物の切削数、ミリングマシンの稼働時間、1日の目標稼働時間に対する実稼働の割合などのデータは毎月管理部門に共有され、月ごとの推移の分析に活用されます。受注件数と照らし合わせ、現在の機体数で対応できるのか、それとも新しいミリングマシンを導入すべきなのかの検証ができますし、新しい機体を導入することで売上や利益がどれだけ増えるかなどの投資対効果をDGSHAPE Insightsのデータを使ってシミュレーションすることができます。
さらに、これはミリング以外の工程の改善にも役立てられると考えています。例えば、毎月の切削数や稼働率といったデータが高い水準で推移している場合、新しいミリングマシンをを導入することで切削作業の効率が上がり、ラボの売り上げ増加につながるという考え方もできます。しかし、このような状況ではCADのデザイン工程など特定の工程にも負荷が集中している可能性も考えられます。もしそうであれば、「ミリングマシンの数を増やしても問題の解決にはつながらないので、CADのデザイン工程の負荷を軽減する策を考えよう」という結論になります。このように、DGSHAPE Insightsでミリングマシンの状態を知ることで、切削数や稼働率の伸びだけを追い求めるのではなく、ラボの全体最適といった視点でラボ運営を考えることができるようになると感じています。
Machine Historyのページで確認できる技工物の切削数、ミリングマシンの稼働時間、1日の目標稼働時間に対する実稼働の割合などのデータは毎月管理部門に共有され、月ごとの推移の分析に活用されます。受注件数と照らし合わせ、現在の機体数で対応できるのか、それとも新しいミリングマシンを導入すべきなのかの検証ができますし、新しい機体を導入することで売上や利益がどれだけ増えるかなどの投資対効果をDGSHAPE Insightsのデータを使ってシミュレーションすることができます。
さらに、これはミリング以外の工程の改善にも役立てられると考えています。例えば、毎月の切削数や稼働率といったデータが高い水準で推移している場合、新しいミリングマシンをを導入することで切削作業の効率が上がり、ラボの売り上げ増加につながるという考え方もできます。しかし、このような状況ではCADのデザイン工程など特定の工程にも負荷が集中している可能性も考えられます。もしそうであれば、「ミリングマシンの数を増やしても問題の解決にはつながらないので、CADのデザイン工程の負荷を軽減する策を考えよう」という結論になります。このように、DGSHAPE Insightsでミリングマシンの状態を知ることで、切削数や稼働率の伸びだけを追い求めるのではなく、ラボの全体最適といった視点でラボ運営を考えることができるようになると感じています。
DGSHAPE Insightsへの期待
DGSHAPE Insightsへの期待
DGSHAPE Insightsはすでに便利なツールですが、新しい機能が追加されればより魅力的なアプリへと変わっていくと思っています。DGSHAPE Insightsの今後の進化に期待しています。
DGSHAPE Insightsはすでに便利なツールですが、新しい機能が追加されればより魅力的なアプリへと変わっていくと思っています。DGSHAPE Insightsの今後の進化に期待しています。
DGSHAPEアカウントの作成(無料)と開始
DGSHAPEアカウントの作成(無料)と開始
DGSHAPEアカウントを作成することで、DGSHAPE CLOUDにアクセスすることができます。DGSHAPE CLOUDは、DWXミリングデバイスの包括的なモバイル管理を可能にするクラウドサービスです:DGSHAPEインサイト
DGSHAPEアカウントを作成することで、DGSHAPE CLOUDにアクセスすることができます。DGSHAPE CLOUDは、DWXミリングデバイスの包括的なモバイル管理を可能にするクラウドサービスです:DGSHAPEインサイト
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