DWX-52D

5-Axis Dental Mill

[医療従事者向け製品]

洗練されたコンパクトデザインの5軸ドライミリングマシン「DWX-52D」
安定したフレーム構造と省スペースを兼ね備えたスタイリッシュなデザインは、さまざまなラボ環境にフィットします。

スタイリッシュ
デザイン
多彩な
アプリケーション
シンプル
オペレーション

Precision Performer and Efficiency Expert

信頼のパフォーマンス、磨き上げたユーザビリティ

拡大し続けるデジタルデンティストリーに対応するため、作業プロセスの効率化を徹底的に追求し、シリーズを「DWX-52D」へと革新しました。
多様化するマテリアルや用途に幅広く対応し、品質と使いやすさをバランスよく両立。
ミリングマシンの新たな代名詞となる「DWX-52D」が、ラボワークフローのさらなる効率化を実現します。

VERSATILITY

多様な技工物に対応

DWX-52DはポピュラーなCAD/CAM用材料に幅広く対応しています。
ジルコニア、PMMA,ハイブリッドレジン、ワックスのほか、PEEK、グラスファイバー強化型レジン、シンターメタルといった新素材にも対応しています。

EASE OF USE

新設計のクランプシステム

材料の着脱は、スナップ機構により迅速かつ確実に行えます。
材料を再装着した場合でもアダプターによって常に材料が同じ角度で装着されるため、手間やミスを防げると同時に、着脱を繰り返した際のステップ部の欠けを防ぎます。

EFFICIENCY

効率化を支援する機能

15本オートツールチェンジャー

工程に応じてミリングバーを自動で交換するオートツールチェンジャー(ATC)を搭載。最大で15本のミリングバーをセット可能です。材料ごとに異なる組合せのミリングバーを常時セットできるため、加工準備の手間や時間のロスをなくし、多様な材料を効率的に加工できます。

Intelligent Tool Control (インテリジェントツールコントロール)機能により、使用中のミリングバーが交換時期を迎えたとき、次のミリングバーに自動で切り替えられます。それにより加工品質を維持しながら長時間の連続加工ができます。
設定ダイアログ画面で、自動で切り替えるミリングバーの組み合わせ設定を行います。1 種類のミリングバーに対して最大 3 本のミリングバーを設定できます。

OPERATION & MAINTENANCE

VPanel

使いやすさで定評のある専用ソフトウェア「VPanel」を付属。
加工データの送信や自動補正など、コンピューターから「DWX-52D」の操作が可能です。

便利な支援機能

加工終了、メンテナンス終了、アラームをメール通知する機能を搭載。

OPERATION & MAINTENANCE

さまざまな支援機能・装備

ミリングバー、レンチ、自動補正用治具などの収容に便利なワンプッシュ開閉のストレージとアダプターをコンパクトに保管できる専用ラックによって、作業環境をクリーンに保ちます。

オプション&サプライ 

OPTION

デジタルデンチャー最前線

DGSHAPEはユニークなデジタルデンチャーソリューションを提供しています。
従来ご使用の床用レジンをオプションのシリコン型で重合し、素材となるデンチャーブロックを製作します。デンチャーブロックは必要最小限のサイズで製作できるため、時間のかかる切削加工時間を短縮することができます。
ミリングマシンで切削したデンチャーベースは、費やした加工時間に相応の納得の精度が得られるでしょう。

デンチャーベース切削時間短縮キット CA-DK1 は一般的な床用レジンが使用可能です。重合硬化後、精度の高い切削加工が可能です。

 CA-DK1-TR オプションを使用すれば、床用レジンを注入する前にあらかじめトレーに人工歯のセッティングポジションを加工することができ、セメント接着によらない強固な機械的結合ができるだけでなく、簡単で正確に人工歯配列を行うことが可能となります。

OPTION

ピン付材料用アダプター

ZV-52D

標準価格 50,000円(税抜)

交換用ピン付材料用アダプター

SUPPLY

ディスク材料用アダプター

ZMA-52DC-6

標準価格 25,000円(税抜)

追加・交換用ディスク材料用アダプター
6個セット

OPTION

オープンエッジアダプター

ZMA2-52D

標準価格 45,000円(税抜)

オープンエッジアダプター

OPTION

ディスク材料用アダプターラック

ZR-52D

標準価格 30,000円(税抜)

ディスク材料用アダプター「ZMA-52DC-6」をコンパクトに保管できる専用ラック

REMOVABLE

スピンドルユニット

ZS-4D

標準価格 99,000円(税抜)

交換用スピンドルユニット
コレット「ZC-4D」およびスピンドルベルト
「ZSB-170」付属

REMOVABLE

コレット

ZC-4D

標準価格 28,000円(税抜)

ZS-4D専用交換用コレット

NO IMAGE

REMOVABLE

スピンドルベルト

ZSB-170

標準価格 5,000円(税抜)

ZS-4D専用交換用スピンドルベルト

NO IMAGE

REMOVABLE

ミリングバーホルダー

ZBH-4D​

標準価格 5,000円(税抜)

ZS-4D専用交換用ミリングバーホルダー

NO IMAGE

REMOVABLE

スピンドルユニット

ZS-52D

標準価格 120,000円(税抜)

交換用スピンドルユニット
コレット「ZC-52D」およびスピンドルベルト
「ZSB-180」付属

NO IMAGE

REMOVABLE

コレット

ZC-52D

標準価格 37,000円(税抜)

ZS-52D専用交換用コレット

NO IMAGE

REMOVABLE

スピンドルベルト

ZSB-180

標準価格 5,000円(税抜)

ZS-52D専用交換用スピンドルベルト

NO IMAGE

REMOVABLE

ミリングバーホルダー

ZBH-52D

標準価格 5,000円(税抜)

ZS-52D専用交換用ミリングバーホルダー

NO IMAGE

SUPPLY

クリーニングツール

ZCT-4D

交換用クリーニングツール

NO IMAGE

DWX-52D

DWX-52D

その他の情報

電源コード、電源プラグアダプター、USB ケーブル、マニュアル、ソフトウェア CD-ROM、検出ピン、自動補正用治具、ディスク材料用アダプター(6個)、アダプターラック、ピン付き材料用アダプター、六角ドライバー、スパナ(クランプ用)、スパナ(スピンドル用)、ミリングバーホルダー、ミリングバー位置決め用治具、クリーニングツール、オプション用アダプターIDラベル、集塵ホース、集塵ホースアダプター、はけ、エアレギュレーター ほか

よくある質問
日本です。DWX-52Dは、医療機器届出番号22B3X10006000021 (一般医療機器)として製造販売をしています。

業界で標準的な3Dスキャナや、CAD/CAMソフトウェア、材料(歯科切削加工用セラミックス、歯科切削加工用レジン材料、歯科用キャスティングワックス)、ミリングバー、コンピューター、焼成炉(ジルコニア加工の場合)が必要となります。 また、DWX-52Dでは集塵機と圧縮空気供給源のコンプレッサーが別途必要になります。

CAD/CAMソフトウェアは付属していません。販売パートナー各社よりご購入
ください。
・クラレノリタケデンタル株式会社 TEL:0120(330)922
・株式会社歯愛メディカル TEL:076(259)1818
・株式会社松風 TEL:075(561)1112
・株式会社データ・デザイン TEL:045(478)0588
・ヘレウスクルツァージャパン株式会社 TEL:03(5803)2153

加工くずの放出を防ぐためです。加工粉じんを吸入すると、鼻、咽頭、気管、気管支など気道へ刺激のおそれがあります。また、加工くずが本体内部に入り込むのを防ぐ役割もあります。加工くずが本体内部に入り込むと動作不良を引き起こす可能性があります。必要条件を満たす集塵機を必ず設置する必要があります。

【集塵機】
・静圧 4 KPa以上
・風量 2 m3/min 以上

【コンプレッサー】
・空気圧力 0.2~1.0 MPa
・空気量 30 L/min 以上
・圧縮空気への異物の混入を嫌いますので、オイルフリータイプを使用してください。
・湿った空気はさびの原因になります。ドライヤー付きのものを使用してください。
・安定した圧力が必要ですので、十分なタンク容量を持つものを選んでください。
・ホース外径: 6 mm(ポリウレタン樹脂チューブ)をご用意ください。

概ね20-40歯です。但し形状や使用するCAM機能により異なります。

ミリングバーは医療機器として届出されている必要はありません。

連続運転の耐久テストを行っており問題ありません。
設置環境は以下の条件を守るようにしてください
・動作環境: 温度5 ~ 40℃、湿度35 ~ 80% ( ただし結露のないこと)
・環境汚染度: 2 (IEC60664-1 による)

当社コールセンターおよび販売パートナーで対応いたします。
・コールセンター TEL: 0120(808)232
・クラレノリタケデンタル株式会社 TEL: 0120(330)922
・株式会社歯愛メディカル TEL: 076(259)1818
・株式会社松風 TEL: 075(561)1112
・株式会社データ・デザイン TEL: 045(478)0588
・ヘレウスクルツァージャパン株式会社 TEL: 03(5803)2153

仕様について

外形寸法は495mm(幅) × 660mm(奥行き) × 600mm(高さ)です。重量は67Kgです。

※設置スペースとして、0.6m×1.0mを確保してください。また、作業用スペースとして1.1m×1.5mを確保する事を推奨します。

DWX-52Dでは下図の一般的な、歯科加工切削加工用ディスク(段付き)、またピン付材をセットできます。
DWX-52D取付可能材料

ジルコニア、ワックス、PMMA、ハイブリッドレジン、PEEK、石こうなどの、歯科切削加工用セラミックス、歯科切削加工用レジン材料、歯科用キャスティングワックスです。
ただし、仕様や物性によっては加工できない場合があります。詳細は本機をお買い上げの販売パートナー、または当社コールセンターまでお問い合わせください。
DWX-52Dではディスク材の段無しワークは使用できません。

・オペレーティングシステム(OS): Windows 7/8/8.1/10 (32/64 ビット版)
・CPU: オペレーティングシステムが動作するCPU
・メモリ: オペレーティングシステムが動作するメモリ
・ドライブ: CD-ROM ドライブ(ソフトウェアのインストールに必要)
・ビデオカードおよびディスプレイ: 1024 × 768 ドット、256 色以上の表示が可能なものを推奨
・インターフェイス: USB(Universal Serial Bus Specification Revision 1.1 準拠)

RML-1、NC コードです。 ※DWX-52Dに対応したCAMで生成された切削データを出力する事ができます。

VPanelとWindows Driverです。
VPanelは、本機の操作、動作状況の確認、メンテナンスなどを行うソフトウェアです。
Windows Driverはコンピューターから本機にデータを送るために必要なソフトウェアです。

動作可能です。 ※DWX-52Dに対応したCAMで生成されたNCコードを出力する事ができます。

CAMソフトウェアで対応している場合、加工が可能です。詳しくは当社販売パートナーへお問い合わせください。

ミリングバーのシャンク径は4㎜、長さは40~55mmに対応しています。

はい。接続用のUSBケーブルは標準で付属しております。
USB3.0専用のケーブルは使用できません。
また、USB延長ケーブルやハブを経由した接続も保証しておりません。

DWX-52Dの接続ケーブルの長さは3メートルです、標準付属のUSBケーブルをご使用ください。

使用出来ます。
※セキュリティソフトウェアなどの設定が原因で、メールの送信ができない場合があります。メールの送信ができない場合は、ウィルス対策用などでご使用のセキュリティソフトウェアの設定を確認してください。

加工できます。ただし下記をご準備頂く必要があります。詳しくは販売パートナーへお問い合わせください。
・ハイブリッドレジン用ミリングバー(例:当社製ZDB-Dシリーズ)
・ハイブリッドレジン用加工設定(ご使用のCAMソフトウェアへの機能追加)

健保適用(CADCAM冠)のハイブリッドレジンのうち、DWXシリーズに取り付け可能な材料に関しては加工可能であることを確認しています。(2015年8月現在)

個々の材料に対する加工可否につきましては、材料メーカーまたは販売パートナーへお問い合わせください。

当社ハイブリッドレジン専用ミリングバー「ZDB-D」シリーズを使用した場合の加工時間の目安は下記のとおりです。
ハイブリッドレジン加工時間

DWX販売店で購入可能です。定価19,800円(税別)となります。購入に関しましてはDWX販売店へお問い合わせください。
ZDB-D_Series

加工可能な歯数の目安は下記のとおりです。ハイブリッドレジンの材質や歯冠形状によって変わってきますので、参考程度に捉えてください。なお「ZDB-D」シリーズは、ジルコニアやPMMA、WAX等、ハイブリッドレジン以外のワークの加工には適していません。ハイブリッドレジン以外のワークを加工した場合、加工品質が落ちますのでご注意ください。
hybridresin

VPanelの「ツール管理」にて「ZDB-D」シリーズを新規登録してください。寿命値の目安はそれぞれ下記のとおりです。登録方法はマニュアルをご参照ください。

ZDBtools

トラブルシューティング

フロントカバーが開いていませんか?
起動時はフロントカバーを閉じてください。起動時にカバーが開いていると、安全のため初期動作をしません。

ミリングバーが引っかかっていませんか?
スピンドルユニットに取り付けたミリングバーが回転軸ユニットやワークに噛みこんで引っかかってしまっているために、初期動作できない可能性があります。VPanelの非常時リリースを使って、いったんミリングバーを取り外してみてください。

ユーザーズマニュアル[VPanelの画面と機能, “メンテナンス” タブ ] を参照ください

スピンドルユニットや回転軸ユニットに何かが引っかかっていませんか?
メンテナンスカバーを開け、ワークや加工くずが引っかかっていないか確認してください。

フロントカバーが開いていませんか?
本機はフロントカバーが開いていると、操作の一部が制限されます。カバーを閉じてください。

手袋をしていませんか?
操作ボタンは手袋をしたままでは反応しません。手袋を外して操作してください。

ケーブルが接続されていますか?
ケーブルの接続を確認してください。「セットアップガイド」(「ケーブル類を接続する」)を参考に作業を行ってください。

ドライバーは正しくインストールされていますか?
コンピューターとの接続を手順通りに行わないと、ドライバーが正しくインストールされません。ドライバーが適切でないと、VPanelは正常に機能しません。接続を正しい手順で行ったか再確認してください。
ユーザーズマニュアル 「4. トラブル対応編、インストールのトラブル」を参照ください

複数台接続している場合、接続手順を確認しましたか?
接続手順を誤っている可能性があります。正しい接続方法を確認してください。「 セットアップガイド」(「複数台接続する」)を参考に作業を行ってください。

機体のIDを変更しましたか?
機体のIDを変更した場合は、VPanelを再起動してください。
ユーザーズマニュアル  「1. 操作画面編、VPanelの表示/ 終了」を参照ください

フロントカバーが開いていませんか?
フロントカバーが開いていると加工データを受信しても加工を開始しません。全てのカバーを閉じてビルトインパネルの操作ボタンを押すと加工を開始します。VPanelが機体を認識していますか?
VPanelの表示が「オフライン(OFF の表示)」以外になっていることを確認してください。複数台接続している場合の選択機体は正しいですか?
VPanelの画面で出力したい機体を選択してください。一時停止中ではないですか?
PAUSE LEDが点灯していると一時停止状態です。一時停止中は加工動作が止まり、操作の一部が制限されます。ビルトインパネルの操作ボタンを短押しすると、一時停止を解除できます。操作ボタンを長押しすると、加工を中止します。

初期動作中/ データキャンセル中ではないですか?
初期動作中やデータキャンセル中に受信した加工データはキャンセルされます。待機中になったことを確認してから出力してください。

加工データは正しいですか?
加工データのパラメーターなどに問題がある可能性があります。加工データを確認してください。

エラーが発生していませんか?
エラーが発生すると、エラーLEDが点滅します。エラー内容はVPanelに表示されます。
ユーザーズマニュアル P.48「4. トラブル対応編、エラーメッセージへの対処方法」参照ください

コンピューターに同じIDの機体を同時に接続していませんか?
1 台のコンピューターに同じIDの機体を同時に接続すると、コンピューターがシャットダウンすることがあります。その場合、接続しているすべての機体の電源をオフにし、USBケーブルをコンピューターから外します。
次にコンピューターを再起動して、VPanelを起動します。VPanelが起動しない場合は再度インストールします。その後でIDが重複しないように設定しなおしてください。
「セットアップガイド」(「複数台接続する」)を参考に作業を行ってください。

スピンドルベルトが破損していたり、外れていませんか?
メンテナンスカバー内部を確認してください。
スピンドルベルトが破損していた場合は、交換してください。

加工しているワークはPMMAですか?
イオナイザー(静電気除去装置)はPMMAのみ効果があります。ジルコニアやワックスには効果がありません。イオナイザー周辺に加工くずが付着していませんか?
加工くずが付着している場合は集塵機で吸い取ってください。加工くずが付着していると、イオナイザーの効果が落ちる場合があります。また、イオナイザー内部には触れないでください。
ユーザーズマニュアル P.48「3. メンテナンス編、日常のメンテナンス」を参照ください機体はアースに接続していますか?
アースに接続してください。アースに接続しないとイオナイザーの効果が得られません。以下をご確認下さい。

圧縮空気が必要な動作を行っていますか?
圧縮空気はスピンドルが回転しているときやミリングバーを交換しているときなど、一部の動作でのみ供給されます。

レギュレーターの接続、圧力設定は正しく行われていますか?
接続を確認してください。また、レギュレーターの目盛りを確認してください。レギュレーターの圧力設定が0 になっていると圧縮空気は供給されません。「ユーザーズマニュアル」P.40(「レギュレーターの準備」)を参考にしてください。
ユーザーズマニュアル P.22「2. 加工編、加工の準備」を参照ください。

レギュレーター下部のノブが開いていませんか?
レギュレーター下部のノブが開いていると、圧縮空気が流出します。
ユーザーズマニュアル P.48「3. メンテナンス編、レギュレーターのメンテナンス」を参照ください。

自動補正用治具、検出ピン、ATCマガジンが汚れていませんか?
自動補正用治具、検出ピン、ATCマガジンが汚れている場合は、汚れを取り除いてください。これらに加工くずなどが付着して汚れていると、センサー機能が正しく働かなくなるために、検出ができません。
ユーザーズマニュアル P.53「3. メンテナンス編、加工機の補正」を参照ください

自動補正用治具は正しく取り付けられていますか?
自動補正用治具の取り付けを確認してください。
ユーザーズマニュアル P.53「3. メンテナンス編、加工機の補正」を参照ください

検出ピンは正しく取り付けられていますか?
検出ピンの取り付けを確認してください。検出ピンについているミリングバーホルダーの位置を確認してください。「セットアップガイド」P.44(「寸法図」(検出ピン寸法))を参考にしてください。
セットアップガイド P.62「3. メンテナンス編、レギュレーターのメンテナンス」を参照ください

機体名称(プリンター名) を変更していませんか?
ミリングバー情報は機体名称(プリンター名) ごとに保存されています。機体名称(プリンター名)を変える場合は事前にミリングバー情報の内容を別途記録しておいてください。機体名称(プリンター名)を元に戻せば、ミリングバー情報も元に戻ります。

補正がずれていませんか?
長期間使用や機体の移動などで原点がずれて、段差ができる場合があります。自動補正を行ってください。自動補正を行っても期待する結果が得られない場合は、手動補正を行ってください。手動補正の場合は、原点位置補正でYの値を変えると改善する場合があります。
ユーザーズマニュアル P.53「3. メンテナンス編、加工機の補正」を参照ください

CAMの加工条件は正しいですか?
加工条件によっては、段差ができることがあります。CAMの加工条件を見直してください。

機体の設置台は固定されていますか?
加工の振動で設置台が揺れる可能性があります。安定した場所に設置してください。

ワークは確実に固定されていますか?
ワークの取り付けを見直してください。正しく取り付けられていないと、加工中に緩んで位置がずれる可能性があります。
ユーザーズマニュアル P.24 「2. 加工編、加工の開始」を参照ください。

ミリングバーが磨耗していませんか?
同じミリングバーで加工を続けると、ミリングバーが磨耗して、加工結果に影響します。新しいミリングバーに交換してみてください。ミリングバーの使用時間はVPanelで管理することもできます。
ユーザーズマニュアル P.15「1. 操作画面編、”ミリングバー管理” ダイアログ」を参照ください

加工条件が厳しくないですか?
加工条件が厳しいと加工結果に影響する場合があります。CAMの加工条件を見直してください。

CADデータの厚さは薄すぎませんか?
厚みの指示が薄すぎるとチッピングしやすくなります。CADデータの形状を見直してください。
CADデータ厚み推奨値

ワークは確実に固定されていますか?
ワークの取り付けを見直してください。正しく取り付けられていないと、加工中に緩んで位置がずれる可能性があります。
ユーザーズマニュアル P.24「2. 加工編、加工の開始」を参照ください
ワークを正しく取り付けても加工中に緩む場合は、市販の3mm六角レンチで軽く増し締めを行うと、緩みが解消されることもあります。

ミリングバーが摩耗していませんか?
同じミリングバーで加工を続けると、ミリングバーが磨耗して、加工結果に影響します。新しいミリングバーに交換してみてください。ミリングバーの使用時間はVPanel で管理することもできます。
ユーザーズマニュアル P.15「1. 操作画面編、”ミリングバー管理” ダイアログ」 を参照ください

工条件が厳しくないですか?
加工条件が厳しいと加工結果に影響する場合があります。CAMの加工条件を見直してください。

ワークは確実に固定されていますか?
ワークの取り付けを見直してください。正しく取り付けられていないと、加工中に緩んで位置がずれる可能性があります。
ユーザーズマニュアル P.24「2. 加工編、加工の開始」を参照ください
ワークを正しく取り付けても加工中に緩む場合は、市販の3mm六角レンチで軽く増し締めを行うと、緩みが解消されることもあります。

ミリングバーが摩耗していませんか?
同じミリングバーで加工を続けると、ミリングバーが磨耗して、加工結果に影響します。新しいミリングバーに交換してみてください。ミリングバーの使用時間はVPanel で管理することもできます。
ユーザーズマニュアル P.15「1. 操作画面編、”ミリングバー管理” ダイアログ」 を参照ください

工条件が厳しくないですか?
加工条件が厳しいと加工結果に影響する場合があります。CAMの加工条件を見直してください。

ミリングバーの径やストッカーの番号はCAMの設定と合っていますか?
CAMのミリングバー設定を確認してください。

補正がずれていませんか?
長期間使用や機体の移動などで原点がずれて、加工結果に影響する場合があります。自動補正を行ってください。自動補正を行っても期待する結果が得られない場合は、手動補正を行ってください。手動補正の場合は、原点位置補正でZの値を+方向へ変えると改善する場合があります。
ユーザーズマニュアル P.15「1. 操作画面編、” ミリングバー管理” ダイアログ」を参照ください

加工条件が厳しくないですか?
加工条件が厳しいと加工結果に影響する場合があります。CAMの加工条件を見直してください。

ミリングバーの径がCAMの設定と合っていますか? CAMの収縮率の設定はワークに適していますか?
CAM の設定を確認してください。

シンタリングプログラムの設定はワークと合っていますか?
お使いのメーカーのワークに適合するようにシンタリングプログラムの設定を確認してください

加工くずや障害物などにより、動作が妨げられている可能性があります。
1. 電源をオフにしてください。
2. 本機の動作の障害になっているものや、たまった加工くずがある場合は、それらを取り除いてください。
3. 電源をオンにして、作業を再開してください。

モーターの位置ずれが発生している可能性があります。
1. 本機の動作の障害になっているものや、たまった加工くずがある場合は、それらを取り除いてください。
2. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。加工条件が厳しすぎる可能性があります。
1. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。
2. CAM の設定や、CAD データの形状を見直してください。

スピンドル回転中にフロントカバーが開きました。 (本機は、安全のためスピンドル回転中にフロントカバーが開くと非常停止します。)
– 加工を続ける場合: ビルトインパネルの操作ボタンを押すと加工を再開します。
– 加工を中止する場合: ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。
加工結果に影響を及ぼす場合がありますので、スピンドル回転中にはフロントカバーを開けないでください。

加工くずや障害物などにより、動作が妨げられている可能性があります。
1. 電源をオフにしてください。
2. 本機の動作の障害になっているものや、たまった加工くずがある場合は、それらを取り除いてください。
3. 電源をオンにして、作業を再開してください。

・ミリングバーの返却に失敗しました。
・コレット内部やATCマガジンが汚れている、またコレットとミリングバーが固着して離れなくなりました。
・コレット内部が汚れている可能性があります。

1. ビルトインパネルの操作ボタンを長押しください。エラーを解除します。
2. VPanelの「コレット開」を実行するとコレットが開きます。ミリングバーを取り外してください。
(ユーザーズマニュアル P.11「メンテナンス” タブ」を参照してください。)
3. ATC マガジンを清掃してください。
(ユーザーズマニュアル P.48 「加工終了後の清掃」を参照してください。)
4. コレットの増し締めをしてください。
(ユーザーズマニュアル P.59「コレットの増し締め」を参照してください。)
上記を行っても再発する場合は、コレットが変形している可能性があります。その場合はコレットを交換してください。

ミリングバーが破損している可能性があります、またミリングバーホルダーがずれている可能性があります。
1. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてエラーを解除してください。
2. ミリングバーが折れている場合は、ミリングバーを新しいものに交換してください。
3. ミリングバーホルダーの取付け位置がずれている場合には、取付け位置を修正してください。
(ユーザーズマニュアル P.36「STEP2:ミリングバーを取り付ける」を参照してください。)

加工条件が厳しすぎる可能性があります。
1. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。
2. CAMの設定や、CADデータの形状を見直してください。

コレットが老朽化している可能性があります。
上記を行ってもエラーが再発する場合は、コレットが老朽化して保持力が低下している可能性があります。コレットを新しいものに交換してください。

コレットが緩んでいる可能性があります。
1. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてエラーを解除してください。
2. コレットの増し締めをしてください。
(ユーザーズマニュアル P.59「コレットの増し締め」を参照してください。)

加工条件が厳しすぎる可能性があります。
1. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。
2. CAM の設定や、CAD データの形状を見直してください。

コレットが老朽化している可能性があります。
上記を行ってもエラーが再発する場合は、コレットが老朽化して保持力が低下している可能性があります。コレットを新しいものに交換してください。

ミリングバーホルダーの位置が正しくない可能性があります。
適切な長さのミリングバー(長さ 40-55 mm)に交換してください。または、ミリングバーホルダーの位置を確認してください。
ユーザーズマニュアル P.36「STEP2:ミリングバーを取り付ける」を参照してください。

ミリングバーがセットされていないか、間違ったストッカー番号にセットされてる可能性があります。
ミリングバーを正しい位置にセットしなおしてください。加工中だった場合:
フロントカバーを閉じて、ビルトインパネルの操作ボタンを押してください。加工を再開します。
ATC マガジンの位置がずれている可能性があります。
自動補正を行ってください。
(ユーザーズマニュアル P.53「加工機の補正」を参照してください。)コレットが老朽化している可能性があります。
コレットを交換してください。
上記を行ってもエラーが再発する場合は、スピンドルユニットを新しいものに交換してください。

1023-0000:加工データに問題があります。パラメーターの数が間違っています。
1024-0000:加工データに問題があります。パラメーターが範囲外です。
1025-0000:加工データに問題があります。コマンドを解釈できません。
1026-0000:加工データに問題があります。アドレスが定義されていません。
1027-0000:加工データに問題があります。パラメーターが定義されていません。
1028-0000:加工データに問題があります。実行できません。

コンピューターから受信した加工データに、何らかの問題がある可能性があります。
1. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。
2. 加工データを見直してください。加工データに問題が無い場合は、お使いのコンピュータを再起動して加工をやり直してみてください。

1029-0000:スピンドルに許容範囲を超える負荷がかかりました。
102A-0000 スピンドルに許容範囲を超える電流が流れました。
102B-0000 スピンドルモーターが高温になりました

 

スピンドルに大きな加工負荷がかかるなどして停止しました。次の可能性があります。
・ミリングバーが摩耗している。
・本機で加工できない材料を使用している。
・加工条件が厳しすぎる。

1. 電源をオフにしてください。
2. ミリングバー、材料、またはCAM の設定や加工データの形状を見直してください。
3. モーターが過熱していることが考えられますので、しばらく休ませてから電源をオンにしてください。

ケーブルが断線していたり、スピンドルユニットが故障していたりする可能性があります。
電源をオフにしてから、本機をお買い上げの販売店または当社コールセンターまでご連絡ください。

集塵機の接続方法、電源が入っているかを確認してください。
集塵機をオンにし、集塵機の設定やフィルターを確認してください。

自動補正を行っていない可能性があります。
1. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。
2. 自動補正を行ってください。
(ユーザーズマニュアル P.53「加工機の補正」を参照してください。)自動補正を途中でキャンセルしたままである可能性があります。
自動補正が再度必要なファームウェアをバージョンアップした後に、自動補正を行っていない可能性があります。VPanelと機体のファームウェアのバージョンが合っていない可能性があります。
VPanelと機体のファームウェアの最新バージョンをダウンロードしてインストールしてください。

ミリングバーが短すぎるか、A 軸又はB 軸の傾きが大きすぎて、Z 方向の加工位置にミリングバーが届いていません。
1. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。
2. ミリングバーの長さやミリングバーホルダーの位置を見直してください。
(ユーザーズマニュアル P.36「STEP2:ミリングバーを取り付ける」を参照してください。)
3. CAMの設定を見直してください。

メンテナンス

本機は導入時に保守契約が必須となります。保守契約では故障が発生した際に優先して技術員を派遣する緊急保守作業の実施および出張費、作業費まで含みます。

■DWX-52D保守プラン(2016年10月現在)

注) ミリングバー、スピンドル等の消耗品、付属品、オプション品は保守契約の対象外です。

当社サポートのWebページからWindows Driverやソフトウェアのアップデータをダウンロードいただけます。

スピンドルユニットが2000時間、スピンドルベルトが2000時間を目安に交換が必要です。
ただし、切削する材料、使用するミリングバーによって大きく変化します。

1. ミリングバー: ストッカーに装着したミリングバーはCAMの設定と同じですか?
2. 材料: 材料の厚みはCAMの設定と同じですか?
3. 材料の固定: 固定ビスはきちんと締めこんでいますか?
4. 集塵機: スイッチはONになっていますか?
5. コンプレッサー: レギュレーターに空気は供給されていますか?

加工後は、切削くずをこまめに清掃してください。切削くずが残った状態での作業は、誤動作の原因になります。
DWX-52D清掃

200時間または、1ヶ月に一度コレットの締め付け確認をしてください。
コレットは、定期的に締め付け状態の確認が必要です。
長時間使用したり、切削エラーが頻発したりするとコレットが緩み、ツールの把握力が低下する場合があります。
確認方法:
1. VPanelからコレットを開きます。
「付属のスパナ」と「検出ピン」で締め付けを行います。
2. 締め付け後は、VPanelよりコレットを閉じます。

下図、赤色で示された、検出ピン・検出ポイントを事前にしっかりと清掃し、「自動補正」を実施します。
※使用後、検出ピンは汚れない様に付属のケースに入れて保管してください。
DWX-52D自動補正

荒削り用に1本、仕上げ用に1本、合計2本のミリングバーで加工を行う場合、ツール摩耗による交換の目安は材料がジルコニア・PMMAの場合、40歯(ディスク形状の材料で2枚)程度です。但し、ミリングバーの仕様や加工形状、CAMソフトウェアの設定により大きく異なります。

できます。左右、及び背面2か所の4か所から任意の位置をお選びいただけます。

DWX-52D

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一般医療機器 歯科技工室設置型コンピュータ支援設計・製造ユニット 製造販売元 ローランド ディー.ジー.株式会社 静岡県浜松市北区新都田1-1-3
歯科用CAD/CAMマシン DWX-52D 医療機器届出番号 22B3X10006000023
一般医療機器 歯科技工室設置型コンピュータ支援設計・製造ユニット 製造販売元 DGSHAPE株式会社 静岡県浜松市北区新都田1-6-4
歯科用CAD/CAMマシン DWX-52D DGSHAPE 医療機器届出番号 22B3X10020000101

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